FileMaker Cloud 19の価格 安くはないけど・・

FileMaker
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こんにちは、タダシです。
うちの会社では FileMaker Cloud 19 を導入しています。
スタンダードプランなので1ライセンス 4,000円/月当たり
ちなみに ストレージやユーザ数などに制限の多いエッセンシャルズプランなら1,950円/月当たり
Claris 公式サイト
うちの会社はもともとkintoneのスタンダードプラン 1,500円/月 を契約していました。
kintone で行っていた作業をFileMakerに移植し、kintone ではハードルの高かった計算処理や自動化を進めたくてFileMakerを導入しました。
なのでkintoneからFileMakerへの乗り換えといった感じでした。
だから感覚的には月当たりの追加コストが2,500円増えるという感覚で導入しました。
ライセンス数は14ライセンス契約しているので
4,000円 × 14ライセンス × 12カ月 =672,000(年間) といった感じです。
うーん、年間の金額を見るとやっぱり安くはないですね(笑)
ただFileMaker Cloud 19 であれば 共有できるAPP数が 125個 もあります。
今うちの会社で開発したアプリはこんな感じです。(導入から一年弱)
CRM (顧客管理・日報・見積・案件管理・実績管理)
自動発注システム
有給休暇管理
配送ログ記録
社用車管理
出荷制限判定システム
などなど
これまではいろんな情報がバラバラに散らばっており、特定の社員に依存した作業や価値を生まない繰り返し業務が無数にありました。
なので社員によってアウトプットにムラがあったり、業務の完遂に時間がかかる状況でした。
これらを一か所に集約し、自動化を進めることができました。
例えば自動発注システムは、
これまでは発注担当者の経験と勘に頼るところが非常に大きかったです。(笑)
システムを開発してからは、販売実績データと在庫データをFileMakerへCSVで取込み、
実績データをもとに発注点と必要在庫数を計算し、
現在庫数との差数を計算。
梱包数などのデータとも照らし合わせて
理想の発注量を計算します。
ここまでの処理がたった2,3個のボタンで完了します。
そこから発注点の信用度(標準偏差)をもとに多少の調整をしてもらっていますが、
導入以降、今まで多発していた欠品や不動在庫の発生はかなり減らすことができました。
欠品により失う販売機会、不動在庫の損失を考えれば、年間の導入コストはそれほど高いものではないと考えています。
これはたった一つのアプリで実感している効果です。
共有可能アプリ数は125個ですが、作成手法によってはほぼ無制限です。
社内の不便をどんどんシステム化することでほぼ間違いなく導入コストを上回る効果が得られるのではないでしょうか。

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