FileMaker で倍数を扱う
おはようございます。タダシです。
今日はFileMakerで倍数を扱う際に使用できる関数を紹介します。
うちの会社では、ある商品を発注する際に、5個単位で発注すればバンドでまとめられて入荷するためその後の庫内作業が容易になるというケースがあります。
なので発注システムで計算した発注予定数量が5の倍数であるかどうかをチェックする際に使っています。
今回使用するのはMod関数です。解説していきます。
Mod関数
テーブルの設定はこんな感じです。
計算フィールドはこんな感じです。
Mod ( 数値 ; 除数 ) は 数値 を 除数 で割ったときの余りを返します。
例1 Mod ( 15 ; 2 )
15 ÷ 2 = 7 余り 1 なので
1 を返します。
例2 Mod ( 15 ; 5 )
15 ÷ 5 = 3 余り 0 なので
0 を返します。
このようにMod関数を使用して、【ある数値】を【除数】で割って【返ってきた値(余り)】が0であるということは【ある数値】は【除数】の倍数であるといえます。
いかがでしょうか、いろいろな場面で使えるのではないでしょうか。
ぜひ使ってみてください。
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